7月12日(金)に第10回「景観形成の自然誌コロキアム:狩猟採集民をめぐる会話の人類学」を京都大学稲盛財団記念館で開催する運びとなりました。今回は菅原和孝さん(京都大学・名誉教授)、園田浩司さん(大阪大学/日本学術振興会特別研究員)に話題提供していただく予定です。参加費無料,事前の参加予約は必要ありません。奮ってご参加ください。
景観形成の自然誌コロキアムは,(1)世界の狩猟採集民とその近隣の農牧民が自分たちを取り巻く環境とどのように関わってきたのかという問いと,(2)その集合的アイデンティティをどのように構築してきたのかという問いを関連づけながら探究するため企画されました。これと関連する研究を推進している優れた研究者を国内外から招へいし,話題提供していただきます。
第10回 景観形成の自然誌コロキアム:狩猟採集民をめぐる会話の人類学
【日時】
2019年7月12日(金)14:00-18:00(開場13:30)
【会場】
京都大学稲盛財団記念館3階中会議室
http://www.africa.kyoto-u.ac.jp/eng/enaccess.html
【スケジュール】
14:00-14:10
イントロダクション
高田 明(京都大学アジア・アフリカ地域研究研究科・准教授)
14:10-15:40
子どもの知識開示に応答する大人のくりかえし発話―カメルーン狩猟採集社会バカの子どもの学習場面
園田浩司(大阪大学/日本学術振興会特別研究員)
15:40-16:00 休憩
16:00-17:30
無文字社会における出来事を今ここに現成する–––グイ・ブッシュマンの語り手/調査助手および調査者間の三者交働
菅原和孝(京都大学・名誉教授)
17:30-18:00 総合討論
【備考】
* 講演は日本語で行われます.
* 事前の参加予約は必要ありません.どなたでも自由に参加いただけます.
* 参加費は無料です.
* 景観形成の自然誌コロキアムは,以下の研究プロジェクトの一環として2016年度から不定期で開催しております.
科研費補助金・基盤研究(A)(海外学術調査)「アフリカ狩猟採集民・農牧民のコンタクトゾーンにおける景観形成の自然誌」(代表:高田 明)