【2015/12/13】第14回教育・学習の人類学セミナー

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第14回教育・学習の人類学セミナーとして,南部アフリカ地域研究会との共催で,

「セントラル・カラハリ・サン(ブッシュマン)におけるコミュニケーションの自然誌」と題した

シンポジウムを2015年12月13日(日)に、京都大学稲盛財団記念館にて開催いたしました.

ご参加いただきました皆様、ありがとうございました.

我が国の狩猟採集社会研究のパイオニアであり, その功績を讃えて

2015年9月の第11回国際狩猟採集社会会議(CHAGS11)で 同会議の終身名誉会員となった田中二郎先生,

数々の名著・大著を執筆され,2015年3月に京都大学を退職された菅原和孝先生をはじめ,

我が国が世界に誇るブッシュマン研究者が集結して, その最新の研究成果について報告しました.

シンポジウムの成果は,菅原先生の退職を記念したAfrican Study Monographs, Supplementary Issue

として出版される予定です.

第14回 教育・学習の人類学セミナー:セントラル・カラハリ・サン(ブッシュマン)におけるコミュニケーションの自然誌

【会場】 京都大学稲盛財団記念館3階中会議室 http://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/en/about/access

【スケジュール】

13:00-13:20

イントロダクション 高田 明(京都大学)

13:20-13:40

ブッシュマンの狩猟採集生活と社会 田中二郎(京都大学・名誉教授)

13:40-14:00

アフリカ狩猟採集民を対象にした狩猟研究の動向:カラハリ砂漠の事例 池谷和信(国立民族学博物館,総合研究大学院大学)

14:00-14:20

狩猟採集民はいかにして狩猟を学んできたか 今村 薫(名古屋学院大学)

14:20-14:40

ディスカッション

14:40-15:00

休憩

15:00-15:20

姿勢の文法コード化:グイ語の進行相 中川裕(東京外国語大学)

15:20-15:40

グイ語ナラティブにおけるダイクシスと情報構造 大野仁美(麗澤大学)

15:40-16:00

名付けの変化にみるグイ/ガナと近隣集団との関係史 丸山淳子(津田塾大学)

16:00-16:40

記憶装置か、日常会話の資源か:グイの個人名に関する人類学的探究 菅原和孝(京都大学・名誉教授)

16:40-17:20

ディスカッション(含,総合ディスカッション) ディスカッサント:木村大治(京都大学)

【共催】:南部アフリカ地域研究会

【備考】 * 教育・学習の人類学セミナーは,以下の研究プロジェクトの一環として2012年度から不定期で開催しております.

科研費補助金 基盤(A)「教育・学習の文化的・生態学的基盤:リズム,模倣,交換の発達に関する人類学的研究」(代表:高田 明)

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