【日程】2024年7月17日(水)
【時間】10時~(1時間程度を予定)
【演者】山内太郎(北海道大学大学院保健科学研究院・教授)
【形式】Zoomによるオンライン開催
【タイトル】「サニテーションからプラネタリーヘルスへ:負の財の分かち合いから命の分かち合いへ」
【要旨】サニテーションとは、「人間の尿や排泄物を安全に処理・処分する仕組み」である。
社会においては欠かせない「負の財の分かちあい」と言えるだろう。
一方で、地球全体の視点から生態系の循環を考えてみると、人間は動植物の命を消費し、排泄物を生成する。
そして、その排泄物(や死骸)は動物や虫、微生物によって分解され、自然(土壌)に還る。
この「命の循環/分かちあい」の中で、サニテーションは死から生への再生プロセスを担っていることに気付かされる。
世界の地域社会において、現地のステークホルダーとサニテーションの仕組みを共創した事例を紹介し、プラネタリーヘルスについて考えてみたい。
【Notes】
*参加費は不要です.
* 問い合わせ 「アフリカ狩猟採集民・農牧民のコンタクトゾーンにおける子育ての生態学的未来構築」
プログラム事務局
E-mail: CCI.takada.lab※gmail.com (※を@マークに変換してください)