概要

養育者-子ども間相互行為研究グループについて

私たちは,さまざまな社会・文化において子どもと養育者の間で繰り広げられる相互行為を詳細に分析することを通じて,子どもが誕生直後(場合によっては誕生前)からその社会・文化における社会的関係のなかに組み込まれていくとともにその社会・文化が再編されていく過程について研究しています.対象としている社会・文化は,ボツワナ,ナミビア,マリ,カメルーン,日本,米国,中国,シンガポール,マレーシアなどです.背景となっている研究分野は,社会学におけるエスノメソドロジーと会話分析,人類学における言語人類学・子どもの人類学・言語的社会化アプローチ,発達心理学における社会・文化的アプローチ,言語学における語用論などです.

研究代表者: 高田 明 (京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科・教授)