更新日:2012/07/14
第3回研究会の「教育・学習の人類学セミナー」を2012年7月12日に開催いたしました.
ご参加いただきました皆様ありがとうございました.
■3rd Seminar of Anthropology of Education and Learning
今回は北九州市立大学文学部の竹川大介さんをお招きし、高田明がコメンテーターをいた
しました。
竹川さんからは、「精霊の誕生-生命のメタファーと意思を持つ自然」という題で、アニ
ミズムがなぜこれほど世界中で普遍的に見られるのか、なぜ狩猟者の語りでは、動物たち
が当然のように意思を持ち、感情に従い、人間を意識し、ときに人間の裏をかくとされる
のかという問いかけから、擬人化は、自然に人格を付与することによって心の理論をあて
はめ、対象を擬人的に理解しようとする営みであることをお話しいただきました。
Date: 12th July 2012 (Thursday)
Time: 18:30-20:30
Venue: 総合研究2号館4階会議室(AA447)
http://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/about/access.html
Co-organized by JSPS Grant-in-Aid for Scientific Research (A) “Cultural and ecological
foundations of education and learning: An anthropological study on rhythm, imitation, and
exchange (Primary Investigator: Akira Takada)” and “Kyoto anthropology study group”
(共催:(1)科学研究費補助金 基盤研究(A)「教育・学習の文化的・生態学的基盤:リズム,
模倣,交換の発達に関する人類学的研究」(代表:高田明),(2)「京都人類学研究会